看護師転職の失敗事例に学ぼう!



今は新卒から定年まで一箇所の職場で働き続けるという時代ではなくなってきましたね。特に若い年代の方になると、スキルアップやキャリアアップを求めて、またはよりよい条件を求めて転職をする人がとても増えています。それは看護師も同じで、いろいろな事情で転職を検討している方がいます。

しかし、それぞれの目的を持って転職をしたはいいけれど、残念ながら失敗してしまった……という方も多いようです。

ここでは、そういった失敗の実例から今後の転職をよりよいものにしていただこうと、看護師の転職における失敗例についてまとめてみました。ぜひ今後の転職の参考にしていただき、あなたの転職を後悔のないものにしてください。


転職失敗例1:求人内容が事実と違っていた



これは転職において一番多いと思われる失敗例ではないでしょうか。求人情報は限られた文字数の中で記されますし、よりよい人材を集めようとできるだけよいところをアピールして作られていますので、いざ転職したら記載内容と違っていた、ということが多々あります。

ある看護師の方は、看護師としての研修システムやスキルアップ支援を期待できる病院への転職を希望していました。多くの求人情報を確認し、ここはと思った病院に見事転職成功。


しかし実際にはスキルアップ支援どころか、激務で自己学習すらままならない環境だったのだそうです。そのほか、募集している科(内科や外科など)とは異なる科へ配属されてしまった、給与が求人情報に記載されていた金額と異なっていたなど、求人情報が事実と異なっていたというケースはたくさんあります。

こうした失敗を防止するには、例えば研修システムの充実であれば、現在どのくらいの割合でスキルアップ支援が行われているか、利用している看護師は全体の何%であるかなどを面接や事前の問い合わせなどで確認しておくことをおすすめします。

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転職失敗例2:人間関係が悪い職場だった



看護業界は人間関係が難しい職場として知られています。実際に人間関係に悩んで転職を検討する方もいるほどですから、せっかく希望を持って転職したのにさらに人間関係が悪い環境では元も子もありません。

激務により健康に支障が出たので転職に踏み切った看護師の方が、いざ新しい職場で働き始めたら人間関係があまりにも悪く、体ではなく精神の健康に支障をきたした、というケースがあります。

職場の人間関係を事前にリサーチするのは難しいですが、あまりに人手不足で常に募集が出ている施設には何らかの問題がある可能性がありますので、そうした面から状況を推測してみるとよいと思います。


転職失敗例3:勤務待遇が悪くなってしまった



雇用条件などを細かく確認したつもりだったのに、実際に給与が支払われたら以前よりも少なくなってしまっていた、というケースもよく見られます。これは看護師特有のさまざまな手当の記載が紛らわしいために起こるトラブル。

私達転職を検討している側から見ると、求人情報に記載されている手当は、記載されている給与の金額にプラスされて支払われるものだと思いがちです。


しかし実際には、これらの手当がすべて含まれて金額が記載されているということがままあり、そのため予想していた金額よりも遥かに下回っていた、ということになってしまうのです。

こうしたトラブルを防止するためには、記載されている金額は額面上の金額なのか、手当が含まれている金額なのかということも事前に確認するとよいでしょう。なかなか聞きにくいことですが、いざ転職してから後悔しては遅いので、疑問や不安はすべて解消してから転職を決断してください。


転職失敗例4:期待していた職場環境とは違っていた



職場環境に関しては、事前に見学などをして確認したとしても、実際に現場に入ってみると思っていた状態ではない、ということはままあります。ある看護師の方は、スキルアップややりがいを求めて病院から介護施設へと転職しました。

現場の衛生環境に問題を感じたため、現場をまとめている介護士に相談するも一切聞き入れてもらえず、その後の仕事に自信が持てなくなってしまったとのこと。


転職後に衛生面に疑問を感じる看護師は多いようで、ひどいところになると使用済みの注射がその辺に放置されていたり、酸素マスクがとても衛生面を考えられた管理ではないなど、その職場で仕事を続けることが苦痛に感じてしまうほどのレベルだったりするようです。

職場の衛生がきちんと保たれているということはある意味当然のこととした上で、その他の条件を加味して転職したいと考えるので、基本がなっていないとどうしようもないと感じても仕方のないこと。


こうした衛生面においても、入ってみないとわからないことになりますので、できる範囲で改善に動いてみて、それでも改善せず自分が納得できないということであれば、早い段階での再転職を検討するほかないのかもしれません。

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その他の失敗例

電子カルテを採用していた病院から紙カルテ採用の病院に転職

電子カルテと紙カルテだと、扱いがまったく違ってくるため慣れず、業務がスムーズに行えないという看護師がいます。紙カルテのほうが扱いやすいという看護師も多いようですが、電子カルテを採用する病院が増えてきているようですので、転職の際には気をつけたいですね。

個人クリニックのカラーになじめない

個人クリニックでは医師の性格やカラーが前面に出るため、馴染めないと反感を買ってしまうことも多いようです。また医療事務の人との業務の差があまりにはっきりしていて、業務以外の手助けを一切しないという事務員もいるので、その様子に唖然としてしまうこともある様子。

個人クリニックは家庭をもつ看護師にとって働きやすい環境ではありますが、院内の雰囲気をリサーチしてから転職を検討しましょう。

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失敗例をもとに考える、転職成功のコツ


事前のリサーチをしっかりと

看護師の転職で恵まれていると感じるのは、転職にあたり問い合わせや見学などの窓口が十分に用意されている点にあると思います。病院のホームページを見てみると、採用情報のところに『院内見学随時可能』といった文言を見ることが多いです。

これは、一般の中小企業ではなかなかないよい点だと思いますので、見学や問い合わせをして、その病院の雰囲気や環境を、自分の目で確かめた上で転職を検討しましょう。

もちろんそれでも予想していたものと違っていた、ということはあるかもしれません。しかしそれでも一切事前リサーチなしで転職するよりは、はるかに納得のいく転職ができるはずです。

転職に特化している転職サイトの活用

記載されている求人情報に惑わされることなくよりよい転職先を探すには、転職サイトを利用するというのもひとつの方法です。

転職サイトでは、多くの求人情報を見ることができるのはもちろん、記載されている情報の見方についても詳しく解説されていますので、正しい情報をインプットすることができます。また一般には公開されていない非公開求人もありますので、よりよい転職先を見つけることができるかもしれません。

まとめ

  • 失敗例1:求人情報が事実と異なるケースがある
  • 失敗例2:人間関係が悪い職場に転職してしまうケースがある
  • 失敗例3:待遇が前職より悪くなってしまったケースがある
  • 失敗例4:思っていた職場環境と違っていたケースがある
  • その他、カルテの管理やクリニックのカラーに馴染めなかったという失敗例もある
  • 転職の失敗を防ぐには、事前のリサーチが必須
  • 転職サイトを利用することで、情報収集がしやすく転職の失敗を防げる




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