看護学校教員の仕事やその特徴は?



看護師の免許を持っている人は、病院や介護施設、保育園などの教育施設をはじめ、実に多くの場でその資格を活かして働くことができます。看護学校の教員という仕事もその一つです。

看護師学校で教員として働きたいと考えている人のために、その仕事内容や求められるスキルなど、多くの情報をこちらでご紹介しています。


看護学校教員の仕事内容は?


授業の講義や生活指導、研究指導などの教育関連業務

看護学校での授業や、専門分野や統合分野など、いくつかの分野に分けられます。医療における専門的な授業に関しては医師免許を取得している人が行いますが、看護関連の授業に関しては看護教員が行ないます。

そのほか、看護学校の学生はさまざまな年代の人がいますので、それぞれが抱える悩みの相談に乗ったり、学習への意欲が落ちている学生をメンタル的にサポートしたり、レポートの書き方を指導するなど、看護という専門性のある学校ではありますが、一般の先生が行なうような業務の看護版といえるような仕事が中心です。

看護学校では「看護実習」が非常に重要になります。看護実習における指導やサポートなども、看護教員の腕の見せ所。実習も実務も経験している看護のプロとして、責任ある指導をしなければなりません。

就職活動の相談やサポート

卒業が確定した学生の就職活動の支援を行なうのも、看護教員の重要な役割です。看護教員は看護師として働いた経験がある人が少なくないので、就職のサポートにおいてはよい相談相手となります。

多くの看護師が最初は病院での勤務を希望するかと思いますが、今は看護師が活躍できる場がどんどん広がっていますので、学生が考える目標により近づきやすくするために、一人ひとりの立場に寄り添った就職支援が必要です。


看護学校教員になるメリット・デメリット


夜勤など不規則な勤務がない

看護教員として働く上で一番大きなメリットは、夜勤などの不規則な勤務体制ではないため、規則正しい生活ができるという点です。フルタイムの看護師は、必ずといってよいほど夜勤がありますし、土日祝日を必ずお休みにするということはまずできません。

看護教員の仕事は、学校で作られたカレンダーに則った形で仕事をしますが、日中の仕事のみであるのはもちろん、週末が休みである学校が多いので、家庭や育児との両立がしやすいです。

長期休暇をきちんと取得できる

常に人員が不足している看護業界では、取得できるはずの夏季休暇などの長期休暇が取りにくい環境が多いですが、看護教員はこうした長期休暇を取得しやすいというメリットがあります。

学生の夏休みや冬休みに合わせて休暇を取得できますので、休みが取りやすいという点においてはとても大きなメリットであるといえるでしょう。

キャリアアップにつながる経験を積める

看護教員は看護師としての仕事はしませんが、看護分野における教育関連のキャリアを十分に積むことができる仕事です。

看護師を教育する施設は看護学校だけではなく、認定看護師を育てるための教育機関や、そのほか看護師が特別な資格を習得するために、さまざまな教育機関が設けられています。

今後これらの教育機関で働きたいと考えた時に、看護教員の仕事をしていたということは大きなメリットになるでしょう。

適性の合う人はやりがいを持って働くことができる

看護師の仕事も、人と接することが好きな人に向いている仕事ですが、看護教員もそれは同じです。看護教員はその上で、人を育てるということが重要な仕事になります。

人に何かを教えて、その人が伸びていくことに喜びを感じる人は、看護教員の仕事に適しているのはもちろん、やりがいを持って業務に臨むことができると思います。

看護師と看護教員の仕事の違いをデメリットと感じることも

看護師同様、看護教員も非常にやりがいのある仕事ですが、業務内容がまったく異なるため、これまで看護師として自信を持って働いてきた人が、優秀な看護教員になれるとは限りません。

患者に看護することと、看護師を育てていくことは、看護という共通する部分があったとしても、業務的に通じる部分があまりないのです。看護師と看護教員の仕事にギャップを感じる可能性がある点は、デメリットといえるかもしれません。


看護学校教員に求められるスキル・能力


高レベルな看護知識

看護教員は、看護学校の中で実際の看護の現場を知っている重要な人材です。学生に看護の現場を教えるための、高い看護知識は必須となります。

看護教員が未来の優秀な看護師を育てるといっても過言ではありませんので、看護教員も日々進化していく看護や医療の知識を更新していく必要があります。

人を教育する能力

人に何かを教えるということはとても高度なスキルを要します。学生の学習意欲が低くても、感情的にならずに学習意欲を引き出す能力が必要です。教育に必要な知識はもちろん、大きな心や相手を思いやり、成長を喜んであげることができる精神は看護教員にとってとても大切です。


看護学校教員を目指すには?

必要な資格

看護師になるには、看護専門学校で勉強することも可能ですが、看護教員になる場合は看護大学や看護短大の看護学科を卒業している必要があります。

それと合わせて、教員免許を取得するために必要な単位を取得しなければなりません。看護専門学校の看護教員になる場合は、教員免許を取得していなくても、採用が決まってから所定の講習を受けることで働くことができます。

求人に応募する

就職においては、人気のある職業のため求人が少ない傾向にあるので、求人サイトをまめにチェックしたり、転職コンサルタントを活用するなどして仕事を探して応募するのが一般的です。

ハローワークなどの転職支援施設ではなかなか募集を見つけることができないと思われますので、求人サイトを活用するほうが効率的です。

まとめ

  • 看護教員の仕事内容は、授業の講義や実習での指導、生活面でのサポートなどがある
  • 看護教員のメリットは、規則正しい生活ができ、長期休暇を取得できる点などがある
  • 看護教員のデメリットは、看護師と教員の業務内容がまったく違うため、適性が合わない可能性がある点
  • 看護教員になるには、看護大もしくは看護短大を卒業し、教員免許を取得する
  • 看護専門学校で働くのであれば、採用後に所定の講習を受けることで就職できる
  • 人気がある職業で求人数が少ないため、求人サイトや転職コンサルタントの活用がおすすめ



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